中期経営計画

取り巻く環境変化、将来予測

中期経営計画策定に際し、以下の環境変化を認識し、事業ポートフォリオを実現するための取り組み課題を決定しました。

気候変動への対応の必要性

社会活動による地球規模の温暖化が進行し、我々の生活環境、生態系への甚大な影響が出始めていることから、企業行動により排出されるCO2、製品のライフサイクルにおけるCO2排出量削減が求められます。

市場のニーズの変化

消費者ニーズの多様化や市場要件の変化に対応し、それに応えるさまざまな技術を活用した商品・サービスが求められます。

企業に求められる社会的責任の高まり

世界的な社会課題に対応し、持続的成長を目指すためにSDGsやESGの観点から社会的責任を果たし、経営基盤を強化し続ける必要があります。

労働人口、従業員の意識の変化

少子高齢化により労働人口は減少の一途をたどり、また意識も多様化していることから、従業員が生き生きとやりがいをもって働くことのできる持続可能な企業基盤づくりが必要です。

  • やりがいをもって働ける社内風土の情勢
  • SDGs(持続可能な開発目標)
  • 企業に求められるESGの取組み

主要事業

当社は2023年度から始まる中期経営計画において、目指す姿を「商用車とプレミアムカー、特装車、サポート事業で社会に貢献し、お客さまから頼られる唯一無二の存在となる」と定め、以下の主要事業の拡大を図ります。
そのため本中期経営計画期間において900億円を超える投資を見込んでいます。

  • 1. 商用車・プレミアムカー
    独自性の進化・深化により、ものづくり技術力・生産性の向上を図るとともに、商品の付加価値を高め利益と売上台数の拡大を図ります。
  • 2. 特装車
    将来の成長性と高い収益性が見込める特装事業において、お客さまのニーズの多様化に迅速に対応することで事業拡大を図ります。
  • 3. サポート事業
    サービス部品生産やエンジニアリング受託業務、電動化対応を含む各種サポート事業について、生産量・業務量の拡大を図ります。

※サポート事業:サービス部品、エンジニアリング受託、試作、型・治具、設備、その他

2023-2027 中期経営計画

2023-2027 中期経営計画

2023-2027 中期経営計画

持続可能な企業基盤

2050年のカーボンニュートラルを実現します。
誰もが働きがいを持って安心して働くことができる企業・風土を全員で実現します。

<取り組み>

  • 再生可能エネルギーの活用、設備の電動化、省エネルギー化を進めます。
  • 多様な価値観の共存と、誰もが働きやすい職場づくりを進めます。
    ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン
    職場環境整備、働きがい、働き方、安全、健康
  • 企業のさまざまな取り組みを通して地域との共生を図ります。
    地域交流、工場見学、災害対応
  • 太陽電池パネル
  • 車椅子の男性
  • 工場見学

魅力ある商品の創出

多様化するお客さまのニーズにタイムリーに応え、
お客さまがわくわくする商品と価値を創出します。

<取り組み>

  • 商用車・プレミアムカーのプロフェッショナルとして、お客さまから褒められる商品を提供します。
  • 特装車両の充実、及び多様化するニーズにタイムリーにお応えする新商品をお客さまに提案します。
  • サービス部品や、電動化を含むCASE等のビジネスの拡大を図ります。

※CASE:Connected, Autonomous, Shared & Services, Electric

日産車体 生産車

独自性の進化と深化

独自性あふれる技術・アイデアにより、
革新性、効率性、フレキシビリティを探究し続けます。

<取り組み>

  • 湘南工場、日産車体九州工場ともに生産台数に応じた効率的な生産体制を追求します。
  • 多品種少量な商品の最適な生産技術・工法を構築します。
  • 商用車・プレミアムカー、特装車の固有技術を磨き、頼られる存在になります。
  • CASE
  • フレーム
  • 組み立て
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