2025年5月13日 更新
当連結会計年度の我が国経済は、雇用や所得環境の改善により景気は緩やかな回復基調が続いた一方で、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクに留意する必要がありました。
当社グループを取り巻く環境は、原材料価格の高騰や需要の変動など、先行き不透明な状況が続きました。このような環境において、当社が日産自動車株式会社から受注しております自動車の売上台数は、前連結会計年度と比べ5.3%増加の146,521台となりました。売上高は、主に前型車に比べ売上価格の高い「新型インフィニティQX80」や「新型パトロール」、「新型アルマーダ」による増加等により、16.4%増加の3,505億円となりました。
損益面では、営業利益は上期においては新型車の生産に要した追加コスト等の影響により前年上期と比べ減少したものの、下期で「新型アルマーダ」が立ち上がったことに加え、前第4四半期において発生した能登半島地震の影響による構成部品の供給不足がなくなったこと等から前連結会計年度と比べ425.7%増加の51億円、経常利益は319.9%増加の58億円、親会社株主に帰属する当期純利益は645.1%増加の30億円となりました。
(単位:億円)
2024年3月期 通期 |
2025年3月期 通期 |
前期比 増減 |
前期比 増減率 |
|
---|---|---|---|---|
売上高 | 3,010 | 3,505 | 494 | 16.4% |
営業利益又は営業損失(△) | 9 | 51.4 | 41 | 425.7% |
売上高営業利益率 | 0.33 | 1.47 | 1.1 | 351.6% |
経常利益又は経常損失(△) | 13 | 58.4 | 44 | 320.0% |
親会社株主に帰属する当期 純利益又は親会社株主に 帰属する当期純損失(△) |
4 | 30 | 26 | 645.2% |
売上台数 | 139千台 | 147千台 | 7.4千台 | 5.32% |
(単位:億円)
※2026年3月通期は予測値
(単位:億円)
※2026年3月通期は予測値
(単位:千台)
詳しくは、決算短信をご覧ください。
■ 乗用車
■ 商用車
■ 小型バス
■ 部品売上・その他
(単位:百万円)
2025年3月期通期 | 構成比(%) | |
---|---|---|
乗用車 | 233,074 | 66.5 |
商用車 | 72,251 | 20.6 |
小型バス | 18,379 | 5.2 |
部品売上・その他 | 26,802 | 7.6 |
■ 乗用車
■ 商用車
■ 小型バス
(単位:台)
2025年3月期通期 | 構成比(%) | |
---|---|---|
乗用車 | 79,363 | 54.2 |
商用車 | 55,098 | 37.6 |
小型バス | 12,060 | 8.2 |