2025年2月13日 更新
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用や所得環境の改善により景気は緩やかな回復基調が続いた一方で、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクに留意する必要がありました。当社グループを取り巻く環境は、原材料価格の高騰や需要の変動など、先行き不透明な状況が続いております。
このような環境において、当社が日産自動車株式会社から受注しております自動車の売上台数は、北米向け「新型インフィニティQX80」を2024年4月に生産開始したことにより増加したものの、主に「パトロール(Y61、UY61)」の生産が終了したことにより減少した結果、前年同期と比べ2.6%減少の107,320台となりました。
売上高は、売上台数は減少したものの、前型車に比べ売上価格の高い「新型インフィニティQX80」や「新型パトロール」、「新型アルマーダ」による増加等により、8.2%増加の2,511億円となりました。損益面では、営業利益は当第3四半期において「新型アルマーダ」が立ち上がったこと等により上期に比べて改善したものの、当第3四半期連結累計期間では上期に発生した新型車の生産に要した追加コスト等の影響により前年同期と比べ24.8%減少の22億円、経常利益は17.8%減少の27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は15.1%減少の17億円となりました。
(単位:億円)
2024年3月期 第3四半期 累計 |
2025年3月期 第3四半期 累計 |
前期比 増減 |
前期比 増減率 |
2025年3月期 通期予想 |
|
---|---|---|---|---|---|
売上高 | 2,321 | 2,511 | 190 | 8.2% | 3,513 |
営業利益又は営業損失(△) | 29 | 22 | △7 | - | 44 |
売上高営業利益率 | - | - | - | - | - |
経常利益又は経常損失(△) | 32 | 27 | △5 | - | 49 |
親会社株主に帰属する当期 純利益又は親会社株主に 帰属する当期純損失(△) |
20 | 17 | △3 | - | 24 |
売上台数 | 110千台 | 107千台 | △3千台 | △2.6% | - |
(単位:億円)
※2025年3月通期は予測値
(単位:億円)
※2025年3月通期は予測値
(単位:千台)
詳しくは、決算短信をご覧ください。
■ 乗用車
■ 商用車
■ 小型バス
■ 部品売上・その他
(単位:百万円)
2025年3月期第3四半期累計 | 構成比(%) | |
---|---|---|
乗用車 | 165,076 | 66.0 |
商用車 | 51,846 | 20.5 |
小型バス | 15,700 | 6.2 |
部品売上・その他 | 18,497 | 7.3 |
■ 乗用車
■ 商用車
■ 小型バス
(単位:台)
2025年3月期第3四半期累計 | 構成比(%) | |
---|---|---|
乗用車 | 56,552 | 52.7 |
商用車 | 40,291 | 37.5 |
小型バス | 10,477 | 9.8 |