メッセージ

私達日産車体は信頼される企業として、独自性に溢れ、お客さまに魅力ある質の高いクルマとサービスを、タイムリーにお届けします。

世界経済への新型コロナウイルス感染症の影響は収まりを見せず、いまだ先行きの不透明な状況が続いております。医療従事者の方々をはじめ、感染拡大防止に継続して取り組んでおられるすべての関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。

近年、環境対応や社会貢献などを継続して実現していくことが企業に求められており、会社の存在意義であるコーポレートパーパスの重要性がより一層増してきました。このような背景から当社は、従来のビジョンである「人々の生活を豊かに。」に、新しい価値を創り続けることを意味する「イノベーションをドライブし続ける。」を追加し、日産車体のコーポレートパーパス(存在意義)と致しました。このコーポレートパーパスに基づき、これまで当社が築き上げてきた開発から生産、品質管理までを一貫して行うモノづくり体制を強みとして、引き続き、LCV(小型商用車)とフレーム車を軸とした、独自性に溢れた質の高い魅力ある商品づくりに挑み続けるとともに、お客さまに信頼される企業であり続けられるよう、全力で取り組んでまいります。

日産車体は、1949年、鉄道車両および自動車の車体製作メーカーとしてスタートし、1951年より日産グループの一員として、神奈川県湘南地区および京都府宇治市においてその歩みを重ねてまいりました。 2000年には湘南地区に量産車種の生産を集約しました。そして、2007年には、将来にわたっての事業基盤を確立するため、新たに日産車体九州株式会社を設立し、2010年1月より、九州での新工場の稼働を開始いたしました。

日産車体では、湘南工場と日産車体九州の2つの生産拠点を持ち、湘南工場では、「AD」、「NV200バネット」をはじめとしたLCVやフレーム車の「パトロール(Y61)」など4車種を生産し、日産車体九州では、ミニバンの「エルグランド」、大型SUVの「アルマーダ」、そしてLCVの「NV350キャラバン」などの5車種を生産しています。

LCV・フレーム車の開発・生産においては独自のノウハウを持ち、日産グループのLCV・フレーム車の開発・生産支援をグローバルで担っています。LCVの「NV200バネット」は、湘南工場をマザー工場として、中国やスペイン、インドネシアなど、世界各地の生産拠点へノウハウを展開し、支援を行ってまいりました。

当社は、2017年度からスタートした、2017-2022中期経営計画において、「LCV・Frame 車を技術力の核とし、高品質で魅力ある商品をお客さまにお届けすることで、将来にわたる強靭な企業基盤を確立する」ことを基本方針とし、「商品」「工場」「技術・技能」を3つの柱として競争力強化に取り組んでおります。

今年度は、まず、「商品の競争力」の取り組みとして、環境に優しいクルマづくりを通して社会に貢献すべく、LCV各車の更なる燃費向上、排出ガスのクリーン化を予定し、計画通り開発を進めております。

続いて、「工場の競争力」の取り組みとしては、品質を中心に置いた上で、固定費、変動費の適正化、および設備総合効率の向上に継続して取り組んでまいります。工場の品質・コスト・スピードの競争力強化を目指し、グローバル市場からのご要望に対し、柔軟に対応してまいります。

最後に、「技術・技能の競争力」です。更なる先進安全技術のLCV車種適合や、車外騒音規制など新法規対応の技術開発に取り組み、一つひとつ着実に技術を蓄積してまいります。

当社グループを取り巻く環境は引き続き厳しく、予断を許さない状況です。しかしながら、当社の主力製品である商用車・特装車は、流通・食品・生活用品・医療・インフラなど各産業、公共サービスにとって必要不可欠であることから、感染予防を徹底したうえで生産運営を継続してまいります。

今後とも、お客さまにご満足いただき、安心してお乗りいただけるよう、安全で環境に優しく、高品質なクルマづくりに、誠心誠意努めてまいります。

2021年6月

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