メッセージ

代表取締役

代表取締役

日産車体九州株式会社取締役社長の冨山でございます。

日産車体九州株式会社は、日産車体の将来にわたっての事業基盤を確立するため、2007年に設立され、2010年1月より、車両生産工場を本格稼働いたしました。そして、現在は、日産グループの中核を担う生産拠点に成長しており、年間12万台の生産能力を持つ工場になっております。
ミニバンの「エルグランド」、大型SUV(Sport Utility Vehicle・スポーツ用多目的車)の「アルマーダ」、そしてLCVの「キャラバン」など6車種を生産しており、現在、生産量の約8割のクルマを海外市場向けに輸出しております。
プレミアムブランドのINFINITIを生産できる工場として、高い品質を維持・向上させ、また、モノコック車とフレーム車という基本構造の異なる車種を一つのラインでつくる多車種混流生産をより効率良く行うために、生産車種比率に対応するフレキシビリティを高めております。

日産車体九州は、日産車体グループの一員として、「気候変動への対応の必要性」、「市場のニーズの変化」、「企業に求められる社会的責任の高まり」、「労働人口、従業員の意識の変化」などの環境変化を認識し、「日本で一番競争力のある工場の実現」に向けて、2023年4月より日産車体九州株式会社2023-2027中期経営計画をスタートさせました。
主要事業である「商用車・プレミアムカー」では、多様化するお客様のニーズと市場要件に対応すると共に、モノコック車とフレーム車という基本構造の異なる車種を一つのラインでつくる、多車種混流生産を効率良く、生産車種比率変動にもフレキシブルに対応する事を強みとして、事業の拡大を図ってまいります。

2025年度は、中東向け「パトロール」が好調で、市場からの強い要望に応えるため、2025年12月末より3班3交替勤務体制での生産を開始し増産に応えると共に、2026年度に入り、新型「エルグランド」の生産を開始いたしました。安定した効率的な生産に向けて改善に日々取り組むことで、コスト低減を進めております。
一方で、2025年度の第4四半期に発生した中東情勢の影響について、生産台数の減産リスクも想定されることから、生産台数に比例した更なるコスト低減を進めてまいります。 「ES 向上」の一環として、増産対応に伴い手狭になった休憩所の追加するなど、職場環境改善を進めております。また、当社社員寮をリニューアルし、福利厚生施設の充実を図りながら、働き続けたい職場の実現に向けて取り組んでおります。
「災害ゼロ」に向けた取り組みでは、現場主導の3Dプリンターを活用してコンセントの漏電防止・抜け防止の固定治具を作る等の改善活動を精力的に推進し安全確保に取り組むと共に、未然防止のための監督者へのリスクアセスメント教育の強化を進め、一人一人が災害発生リスクを検知する力を高めることで、災害発生の未然防止に取り組んでおります。
引き続き、SDGs やESG といった社会的要請の高まりに対応し、コーポレートガバナンス強化と、企業価値の更なる向上に取り組んでまいります。

日産車体九州2023-2027中期経営計画の4年目にあたり、お客様、取引先様、地域社会の皆様、そして従業員を含むすべてのステークホルダーの皆様からの信頼を高められるよう、引き続き日産車体グループの強みである、開発から生産まで、一貫したモノづくり体制を活かし、市場の動向に柔軟に対応できる生産運営の構築、並びに法令遵守やコーポレートガバナンス強化に全社一丸となって取り組んでまいります。

2026年6月


Home メッセージ